
まほろ駅前で便利屋を営むバツイチ・三十路。「頼まれた仕事は何でも引き受けます!」をモットーに淡々と仕事をこなすしっかり者だが、それゆえに厄介な事件に巻き込まれることも多々あり。
多田の中学時代の同級生で、ひょんなことから多田便利軒に転がり込み、そのままちゃっかり住み着いている。親から虐待を受けた過去を持ち、それゆえに子どもと接することを避けている。
まほろ市の裏組織を仕切る若きボス。感情を表に出さないクールなキレ者で、青年実業家としての一面もアリ。いつも危険な匂いのする依頼を多田便利軒に持ち込む。今回も「HHFAの実態を調査してほしい」とワケありげな依頼。
洋食レストラン「キッチンまほろ」の未亡人オーナー。夫の亡きあとも大きな家に一人で住み、二つのベッドが並ぶ寝室で寝ている。本作ではついに多田とロマンスの予感…?!
行天の元妻で医者。現在は同性のパートナーと、行天から精子提供を受けて授かった娘・はると三人で暮らしている。飄々とした発言から、度々多田を驚かせることがある。
多田が息子の代わりに見舞いに行っている老人。
岡山組・若頭。「HHFAの実態を暴かないか?」と星に提案する。
広島訛りの刑事。多田には借りがある。
まほろ署に配属になった新人刑事
まほろ市に住む小学生。親がHHFAのメンバーのため、HHFAの活動に強制的に参加させられている。
行天が凪子に精子提供をして授かった子供。はるは自分の父親が行天であると知らない。
多田便利軒の常連客。まほろ市内を走る“横中バス”の間引き運転を疑ってやまないため、主な依頼は「横中バスの運行監視」。毎回多田から「間引き運転は見られない」と報告されるものの、なかなかその事実を認めようとしない頑固な老人。そんな岡がついに事件を起こす…!?
まほろの町でクスリの売人をしていて、まほろで起きるキナ臭い事件には必ずと言っていいほど重要参考人として登場。今回ももちろん例外ではなく…
多田の馴染みの弁当屋「囲炉裏屋」の店主。子持ち。多田のちょっとした悩み相談にのったりしている。
HHFAや星の動きなど、まほろの街にうごめくあやしい案件を追っていて、情報を持っていそうな多田のもとへもよく姿を見せる。その鋭い眼光で一体何を見ているのか…?
HHFA代表。両親はHHFAの前身、「天の声教団」の熱心な信者だった。